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「弘田三枝子ミュージカルを唄う」 [弘田三枝子]

昭和アーカイブス ミコ・ミュージカルを唄う

昭和アーカイブス ミコ・ミュージカルを唄う

  • アーティスト: 弘田三枝子
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2007/07/18
  • メディア: CD

NHK「若いリズム」で彼女がミュージカルを歌う姿を見て感動。
アルバムがCDとして再販されることになり早速予約、購入と相成りました。
実はこのアルバム、弘田三枝子熱狂的ファンからCDにダビングしたものを
いただいていたので、こちらを何度も聴いていまして、購入したCDは未開封です。
しかし何を唄ってもうまいですね。
恐れ入ります。


ザ・ピーナッツ [音楽]

全曲集

全曲集

  • アーティスト: ザ・ピーナッツ
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2001/12/05
  • メディア: CD

南沙織のCDを買いに行ったのがこれを買ってしまった。
早速車中で視聴。いやはや幼い頃に耳にした曲ばかりだ。
双子ならではの同じようで違う、違うようで酷似している彼女らの声は
曖昧そうであるが、逆にはっきりした発声は心地良さを覚える。

「恋のフーガ」の最初のティンパニは作曲の故宮川泰氏がそれまでの歌謡曲には
全く使われなかった何か斬新な楽器使おうとしてそれを採用した結果である。
今の音楽と比べるのは野暮な話だが、昭和40年代の歌謡曲はバックの演奏が良い。
フルオーケストラをバックにこれだけ歌える歌手が今から40年も前に日本に存在し、
はるか欧州にまでその名を知らしめた歌手「ザ・ピーナッツ」がいたことを、老いは再度改めて、
若きは新鮮な気持ちで聴いてみることだ。


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「プラハの春」「ベルリンの秋」 [書籍]

プラハの春〈上〉

プラハの春〈上〉

  • 作者: 春江 一也
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 文庫


ベルリンの秋〈上〉

ベルリンの秋〈上〉

  • 作者: 春江 一也
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 文庫

 随分前に躍起になって読みふけった作品。
主人公の堀江を上川隆也が演じて大河ドラマにでもしてくれないかと思っている。
 著者は元?外交官であることも手伝って、戦後の世界の冷戦構造についての
考証も的確で歴史の勉強にもなるかも。下巻も読むべし。
この続編で「ベルリンの秋」がある。ここまで読むと旧東ドイツ解体までの歴史を
振り返ることができる。
 どちらも歴史に翻弄される男女のお話。恋愛モノのコメントは私の最も苦手とする
ところのため、割愛します。


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「旅情」 ベネチアに行く前に見よう! [映画]

旅情

旅情

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2000/08/25
  • メディア: DVD

 イタリアに初めて訪れたとき、宿泊したのが「ラ・ホテル・カルチナ」というホテルだ。
イタリア語では「H」は発音しないから「ラ・オテル・カルチナ」だ。
ヴァポレット各駅停車でアカデミア橋で下車し、サン・トロヴァ-ゾ運河を抜けると
目の前に海が広がり、ユースホステルのあるシューデッカ島を臨むところにあった。
主人公ジェーンが宿泊したペンショーネ・フィオリーニとは反対側に位置していた。
 そのイタリア旅行から帰ってきて、たまたまレンタルしてこの映画を観たところ、
自分が歩いた街そのままが映像に出てきて面食らったのと、さらにはあまり50年前と
街の様子が変わっていないことに更に面食らった。
 このアカデミア橋周辺からは、歩いてサン・マルコ広場にも行けるし、ヴァポレットが多く
発着するザッテレはすぐ近く。それでいて人もまばらで、静かな時を過ごすには最適な場所だ。
 さて肝心の映画だが、失った若い時間を取り戻しにオハイオから貯金をはたいて欧州へ
やってきた主人公がはじめてとも思える胸を焦がす恋に落ちる。相手をするイタリア人は案外
遊び半分というか、妻と別居中の寂しさを紛らわしたい気持ちもあるのだろうが・・・。
 ラストは珠玉の名シーンのひとつだ。腕がちぎれんばかりに手を振る彼女。
プレゼントを渡そうとホームを走る男。そのプレゼントは彼女の手に渡ることはなかったが、
大事何かを受け取ってオハイオへの帰途に付いたのだった。
 この時代のハリウッド映画が見ていて安心できるのは、やはり基本に忠実だということだ。
また覆線がうまく使われている。ジェーンがデートの別れ際にくちなしの花を運河に落としてしまいレナ-トがそれを何とかすくいあげようとするのだが、むなしくくちなしの花は流れていってしまう。
このシーンがラストの別れのシーンを思わせる。

※画像はレナートの視線です。イタリア男はこういうところに女を感じるのでしょうか?

 
 


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「恋のクンビア21」 NOW ON SALE! [弘田三枝子]

恋のクンビア21

恋のクンビア21

  • アーティスト: MICO Loves CUMBIA BROS., 三浦康照, タケナカテイイチ, DJ GOMI
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/01
  • メディア: CD

昭和40年の紅白歌合戦でミコちゃん当時18歳の熱唱が21世紀によみがえった!
DJGOMIの力を得て、更にエネルギッシュに、更にダンサブルに。
ITUNESにてPVもダウンロードできるから、こちらも要チェックだ。


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ミコさん新聞に! [弘田三枝子]


名曲「恋のクンビア」ダンス音楽で復活
 「人形の家」などのヒットで知られる歌手弘田三枝子(59)が22年ぶりのシングル曲「恋のクンビア21」を11月1日にリリースすることが24日、分かった。
 1965年に歌ったオリジナル曲「恋のクンビア」を、新たにラテン系のハウスミュージックとして復活させる。「恋のクンビア21」は、マライア・キャリーやマドンナらの作品に参加している、米ニューヨーク在住の日本人DJ、Gomiが、弘田の“復活”を祝ってリミックスを買って出た。アーティスト名も愛称の「MICO(ミコ)」に変え、平成のダンスミュージックシーンに殴り込みをかける。
 デビュー45周年。60年代に「VACATION」「夢見るシャンソン人形」などが大ヒット。和製アメリカンポップスの先人として活躍した弘田は「Gomiさんのリミックスでワクワクする作品に仕上がりました。この新曲でMICOを若い人たちに知ってもらいながら、団塊の世代の力強さもアピールしたい」と張り切っている。31日に都内で発表会を開く。 (安崎和司)

31日リリースパーティー行きまあ~す。


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弘田三枝子さんトークショーの追記 [弘田三枝子]

 10月18日の銀座アップルストアでのトークショーで弘田三枝子さん(ミコさん)がお話された中で重要なことを書いていなかったので、追記します。
 彼女が10代前半の頃、1960年代のジャズ・フェスティバルの映像を見る機会があったのですが、その映像と音楽に驚愕したと同時に、「私は絶対このステージに立つ!」と心の中で断言したんだそうです。いわゆる「アファーメーション」というやつですね。
で、昭和40年ごろでしょうかグレンミラーオーケストラが来日していて、ほんとに偶然で新幹線に乗り合わせた(このあたり記憶が怪しいけど)ミコさんが、会う機会を得たわけです。ミコは「ジャズを歌いたいの!」と恥ずかしげも無く主張したらしく、その後楽団のある有名なピアニストの方と何曲か歌わせていただいたのです。
 その後何ヶ月か経って「ニューポートジャズフェスティバル」の招待状が届いたというのです。ミコさんは言いましたね、「強烈に思うこと、願うことって現実にそうなるものなのよね。映像観ているうちに自分の姿とステージがオーバーラップしていたのよね。だからもうわたしはあのステージに立つもんだと思い込んじゃったみたいなのよね」と。(お話された言葉は私のほうで要約しています、あしからず)
 確かにミコさんが歌の才能に恵まれた人であることには変わりないですが、自分を強烈に信じられるという才能がなければ、今こうして彼女はこの席にいないのだなとしみじみと感じましたね。理想とする自分の姿を明確に描いて、その通りになるように生きてきたミコさん。一時期、再起不可能かとまで言われた彼女をここまで盛り上げたのは、事務所の力と、自分のあるべき姿を常に明確に心に宿していた弘田三枝子という女性の強さの賜物なのだと感じずにはいられないですね。
ますます惚れたぜ、ミコちゃん。

「恋のクンビア21」のブレイク祈念します!

恋のクンビア21

恋のクンビア21

  • アーティスト: MICO Loves CUMBIA BROS.REMIX by DJ GOMI
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/01
  • メディア: CD


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恋のクンビア21 [弘田三枝子]

恋のクンビア21

恋のクンビア21

  • アーティスト: MICO Loves CUMBIA BROS.REMIX by DJ GOMI
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/01
  • メディア: CD


ミクシ―http://mixi.jp/home.plなるものを始めてしまった。
もともと弘田三枝子さん(ミコちゃん)の公式サイト掲示板
http://www.h4.dion.ne.jp/~micom/に書き込みをしていたところ、
サイト管理者からのお誘いがありすぐさま登録した。
でも管理が面倒くさそうなのと、個人情報がずいぶん流出しそうなこと、
自分の旅行記の校正が停滞しているやら、このブログの更新もままならない
・・・などの理由で一旦は中止してしまいました。
でもミコさんファンの方からの私信で、弘田三枝子さんの再びのブレイク、
つまり11月1日に発売される「恋のクンビア21」http://www.cumbia.jp/
ヒットさせていくにはミクシ―http://mixi.jp/home.plを活用するしかないなということを悟り、
再び登録したわけです。紹介者の方にはお世話かけました。
ファン歴実働1年に満たない私ですが、ミコちゃんの再びのブレイクのため思案の毎日です。
とりあえずPV買わないとね。今ではitunesでの売上がモノを言うみたいです。

恋のクンビア21

恋のクンビア21

  • アーティスト: MICO Loves CUMBIA BROS.REMIX by DJ GOMI
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/01
  • メディア: CD

あ、2回も表示してしつこかったかな?
でも驚く無かれこの曲は昭和40年の紅白歌合戦で当時10代のミコちゃんが歌った曲なんです。
41年の時を経てもなお色褪せない美しいお姿とパンチのあるお声にしびれましょう。


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弘田三枝子 in 横浜 [弘田三枝子]


 10月21日神奈川県民ホールにて行われた「第6回 C・M・F音楽祭 MUSIC FESTIVAL」(http://www.hoop-net.com/index_002.htm)に参加してまいりました。

 お目当てはもちろん女王MICO、そう弘田三枝子さんです。
山下敬二郎さんのステージ中に現れたミコさん。
ピンクの鮮やかなジャケットに白いフリルの付いた花柄のミニスカートの衣装で登場。
なんともキャピキャピ可愛いミコちゃんでした。
山下さんとのトークも軽妙で「無口でシャイ」と自認しているミコさんは一体どこへ?

 さて肝心の曲です。
この日のために練習した(うううん、それはどうか?今までもどこかで唄っているはず。
でもまあいいか。)「COTTON FIELDES」、「PROUD MARY」を熱唱。
チャリティーコンサートどころかずべてがミコさんのために回っているかのような
ステージでした。
 たまたまお隣に座っていた60代後半のご婦人とお話しましたが、「人形の家」のイメージしか
無かった今までとは弘田三枝子という歌手に対する見方が変わったと感想を漏らしていました。

 11月1日の「恋のクンビア21」(http://www.cumbia.jp/)シングル発売を前に
プロモーション活動や新ユニットの構成等々でお忙しいミコさんでしたが、
マネージャーさんと古くからのミコさんファンのはからいで、ステージ終了後お写真を
撮らせていただきました。お疲れのところ、お忙しいところミコさんありがとうございました。
あなたの「いつもありがとう」の一言に嬉しくも泣きたくなる思いで胸が一杯でした。

12月15日(金)銀座スイングでのライヴが終わると当分コンサート、ライヴ活動はしないみたいです。当日は腰が痛かろうが、仕事があろうが、なんとしても駆けつけて愛の告白・・・じゃない、心のこもったクリスマスプレゼントをお渡ししたいなって考えています。


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「X+Yプレゼンツ~銀座の夜の歌謡ラウンジ」 ゲスト:弘田三枝子 [弘田三枝子]


 10月18日銀座アップルストアで開催された「X+Yプレゼンツ~銀座の夜の歌謡ラウンジ」に参加してきました。これは恵比寿にある歌謡バー「X+Y」とコロムビアが共同制作した昭和歌謡のコンピレーションアルバム「ミッドナイトエビス」のitunesでの配信開始を記念してのトークイベント。
”ジャズ歌手”弘田三枝子(MICO)さんがゲストで他出演は進行役の湯浅学氏、都築響一氏のお二人でした。話は当初、進行役のお二人の深夜DJっぽい語りで始まりました。

X+Y presents Midnight Ebisu season one

X+Y presents Midnight Ebisu season one

  • アーティスト: 白鳥朝詠, 有馬三恵子, 橋本淳, 森岡賢一郎, 筒美京平, オムニバス, 奥田絢子, ちあきなおみ, 南沙織, 弘田三枝子, ミミ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD


X+Y presents Midnight Ebisu-season two

X+Y presents Midnight Ebisu-season two

  • アーティスト: 橋本淳, なかにし礼, 筒美京平, ボビー・サマーズ, オムニバス, 弘田三枝子, 島倉千代子, ボビー・サマーズと彼のグループ, 平山三紀, スリー・シンガーズ, 南沙織
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD


 お二人が最も強調したのはこういうことです。「歌謡曲」を流す環境が今の日本では皆無といっていいぐらいで、たまに絶叫系のおじさんおばさんらがカラオケで歌っているのを聴くぐらい。決して本人の歌が聴けることがないということ。「演歌」「ジャズ」などの音楽は流している場が居酒屋だったりジャズライブスタジオだったりとそんなに構えなくてもいつでも聴ける環境にあるのだが、日本が生んだ「歌謡曲」を堪能できる場、「歌謡酒場」みたいなのがない。確かに言えてますね。
 この二人の発言を聴いて、昭和30、40年代の歌謡曲のみを流す居酒屋でも始めようかと考えてしまいました(嘘)。さらに二人が言うには今の20歳台半ばのヒップホップで育った世代が歌謡曲の「歌詞」に非常に興味を示していることから、今からまた歌謡曲の可能性が広がっていくんじゃないかということでした。
 つまりそういう時期に「恋のクンピア21」(http://www.cumbia.jp/)がリリースされるということは非常にタイムリーな事態なのでしょう。
 肝心のCD「ミッドナイトエビス」ですがMICOさんの色っぽいハスキーボイスが流れました。選曲は湯浅氏がされましたが、どんな曲がはいっているかは上の画像をクリックしてみてください。画像が無いのもあります。おまけに例の6枚ぐみのCDの宣伝もちゃっかりしていましたね。これも1枚ごとにItunesで買えるみたい。2,000円だから、CDそのもの買うよりずいぶん安い。これからはCDじゃなくて音源だけを安く買う時代になってくるんだろうね。僕にとっては未知の世界だ。

会場正面にある大きな100インチぐらいのスクリーンでは、昔のMICOさんの映像が流れます。昭和40年紅白歌合戦の「恋のクンビア」、昭和44年レコード大賞歌唱賞受賞シーンでの「人形の家」、そして「恋のクンビア21」。

 湯浅氏が言うには、「とにかく最初リリースしたこの曲が40年の時を越えてまたこうして新しいバージョンで新曲リリースされるなんて、驚愕に値すること。皆さん、MICOさんはあのローリングストーンズと同世代の歌手ですよ。どうです皆さん、ミックジャガーなんか血液入れ替えてなんとかもっているのに、ミコさんはそんなことしませんからね!」と興奮気味でした。
 それはそうと確かに僕が生まれた昭和40年暮れの紅白で歌った曲が、こうして中年のおやじになりかけた(まだなっていない、悲しい抵抗かな)現在、この曲が「昔の歌」ではなくて現在進行形の歌として聴ける幸せを感じたいものですね。MICOさんの若い頃を知らない人は全くの新曲だと思うでしょう。
それにしても、スクリーンを見上げるミコさんの左横顔のなんと美しく可愛らしいこと・・・。うっとり。

掻い摘んで昔の思い出トークの内容をお話します。
①渥美清さんのこと
MICOが子役の時から可愛がってもらっていた。幼いMICOによく「おいちゃんはね」とか言って楽しい話をしてくれたそうです。これは何かで聞いた話ですが、渥美さんは弘田さんに相当ご執心だったらしく「俺はMICOのおしっこだって呑めるぞ!」って豪語するぐらい惚れこんでいたらしいのですが、ホントでしょうか?「泣いてたまるか」で共演した時、当時18歳のミコさんの太ももをまじかに見て興奮する渥美さんの演技は、どうやら演技ではなくて本気だったかもしれませんね。渥美さんはアフリカが好きで良く旅行に行っていたそうで、その度ごとにお土産を買ってきてくれたそうで、食事もよくしたそうです。司会の方の「渥美さんって、聞くところによると気難しい方だって聞きましたが、どうなんです?」との問いかけには、MICOさん自信子役で舞台を経験してきたことで渥美さんが仲間意識、同士意識をもってらしたのではないかと昔を思い出すようにお話されていました。
②伊東ゆかりさんのこと
米軍キャンプでは小学生の頃から歌っていた。仕事が入ると先生が「弘田さあ~ん、おじさんが危篤みたい、早く帰宅してね」と言って家に帰してくれたのだけれど、実際何人おじさんやおばさんが危篤になったか知れない。まあ、先生もわかっていてくれたのでしょう。でも、労働基準法からすると小学生が歌を歌ってお金をいただくことが違法ではなかったのかと妙な心配をしてしまったが、(湯浅氏も同じ意見を言っていた)ワンステージで1,500円。月に10ステージこなしていたから当時のお金としてはずいぶんな額になっただろう。
幼いとき自宅から電車(たぶん国電中央線)で立川や福生の米軍キャンプへ向かう車中で幼い頃の伊東ゆかりさんと向かい合わせに座った時の話。今でさえ仲良しだけど、当然当時はお互いをまったく知らない同士。MICOさんは正面に座ったゆかりさんを見て「なんだか派手な衣装着てお化粧している小学生が中央線の電内で、それも本来なら学校に行っている時間になんで乗っているんだろう」って思っていたけれど(ていうか自分もそうなんだけど)、二人が大人になってからその話をしたら、ゆかりさんから「私も同じこと考えてたのよ」って言われて爆笑したとか。ゆかりさんはお父さんがステージパパとしてゆかりさんの送り迎えをしていたらしいのです。ミコさんとゆかりさんは駅に着くまでの1時間半ほど、お互いを見詰め合ってというか、にらみ合っていたみたいです。MICOのお母さんとゆかりさんのお父さんは何も会話しなかったのでしょうかね?案外、この二人もにらみ合っていたかもしれません。
③吉永小百合さんのこと
紅白歌合戦初出場の年(1962年)、彼女とは初出場同士で楽屋が同じだった。米軍キャンプなどで歌いまくっていたさすがのMICOさんも紅白歌合戦の重みに耐えかねて異常な緊張状態だった。二人は一緒の部屋で手を握りあい、お互いを見詰め合って押さえきれない不安を吐露しあった。「大丈夫よね?」「大丈夫よ」それまで二人は面識は何も無かったが、それがきっかけで親友になれたとか。
④美空ひばりさんのこと
TBSのレコード大賞が終わると、当時昭和40年代は東京宝塚劇場まで車で移動して紅白歌合戦のオープニングに間に合わせていた。でも、何の因果か美空ひばりさんと自分だけがぽつんと取り残され、神隠しにでもあったかのような状態に。とにかく車を探そうってんでたまたま外車を見つけ「たぶんこれがひばりさんの車だわ」と思い込んでひばりさんと一緒に乗り込んだものの、運転手さんに「何かの間違いでしょ」と言われびっくり。MICOさんは外車がひばりさんの車と思い込み、ひばりさんはそれをMICOさんの車だと信じて乗り込んだそうで。とにかく仕方がないので手に手を取り合って二人で宝塚劇場まで衣装のまま走ってたどり着いたといいうお話。それから雲の上の存在だったひばりさんと急激に仲良くなり、曲(作詞)「夢見る乙女」もいただいたりと、その事件があってから逢えばその話で大笑いできる仲になれたとか。
もうあの時は先輩後輩の仲だなんて言ってられないわけで、とにかく紅白のオープニングに間に合わせるために結束して、お互いが同士として一緒に走ったことで、今までひばりさんに対して持っていた「壁」が取り払われたと感じたそうです。あんがい「壁」って対象となる相手を神格化しすぎて、自分で勝手に作り上げているのじゃないかと思いましたね。

 最初はミコさん、なかなかエンジンがかからずドギマギって感じでしたが、ひとたび波に乗るとしゃべるしゃべる・・・・・。ほんとお話好きなMICOさんでした。でも、そのドギマギしている姿がなんとも可愛らしく思えます。身振り手振りを交え、まさにMICOさんの独演会でした。湯浅氏はほとんど黙っていましたが・・・。
当日のMICOさんファッションは、白のインナー、こげ茶の薄皮ジャケット、ジーンズ生地のミニスカート、こげ茶のブーツ。髪は濃い金髪でサングラス?めがね?を髪止めっぽく頭に載せてました。
とにかく可愛いMICOさんでした。

http://www.h4.dion.ne.jp/~micom/ 弘田三枝子さんオフィシャルページ


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