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倍賞千恵子コンサート「深呼吸したら思い出したⅡ」(三郷市文化ホール) [倍賞千恵子]

去る4月12日(土)、三郷市文化ホールで開催された
倍賞千恵子コンサート「深呼吸したら思い出したⅡ」へ
行ってまいりました。
今年からコンサートの構成が変わり、今まで生で聴けなかった曲が
多くラインアップされていることもあって
大きな期待を抱いて会場へ参りました。
埼京線で武蔵浦和、武蔵野線に乗り換えて三郷まで。
自宅から約1時間半の道のりでした。
JR三郷駅前はよくある一地方都市の様相、とはいえ生活に必要なお店が
国道沿いに立ち並び、便利なスーパーもあり、家族を持つ身ならば
住みやすい街なのだろうとしばし観察。
未だ独り身で都会に暮らす自分は・・・まあ、これはこれで良しとしましょう。
以下楽曲ごとに紹介していきます。

1.いらっしゃい
 2006年10月からNHKの「みんなのうた」放送されました。
前構成で最初に歌われたときはまだ歌詞に不安があるという理由で譜面を観ながらお歌いになりましたが、
めがねをかけた倍賞さんが可愛らしかったです。
老眼?という噂は在りや無しや?

2.花
 http://utagoekissa.music.coocan.jp/utagoe.php?title=hana
 「春のうららの~隅田川~」で有名な曲です。滝廉太郎作曲ですね。

3.だんな様
 「私の大事なだんな様~」これは倍賞さんのアカペラです。
伴奏者の小六さん の紹介でコミカルに歌いました。さすがコメディエンヌ。

4.さくら貝の歌
 「うるわしきさくら貝ひとつ~」「男はつらいよ」のさくらと通じるものがあ ると思い込んでいましたが、あまり関係はないようで・・・。

5.あざみの歌
 「山には山の~愁いあり~」高音の伸びに感動します。鳥肌モノでした。
 
この4.5.は「ラジオ歌謡」と言われた曲のひとつで、ともに昭和24年の作品です。
もちろん倍賞さんのオリジナルではなく(そんときゃチコさん8歳でしょ)、4.はNHK「ラジオ歌謡」で小川静江さんが歌い、
その後や山田耕筰夫人の辻輝子さんがお歌いになりました。
倍賞さんが歌ったのは人気絶頂の昭和40年のことでした。
5.も倍賞さんオリジナルではありません。昭和24年に「ラジオ歌謡」で世に出た後、
26年に伊藤久男さんが歌いレコード化されました。
※以上は倍賞千恵子CD「まるで映画のひとこまのように」のライナーノーツから引用しました。
お書きになっているのは本コンサートの構成を手がける合田道人さんです。

つづいて
6.椰子の実 東海林太郎さんが歌ったのが最初です

7.赤城の子守唄 同じく東海林太郎さん

8.かあさんの歌 
 これは「男はつらいよ」の中で倍賞さん演じるさくらが泣きながら、もちろん アカペラで歌っています。
 酒に酔った寅次郎とその仲間が夜遅くとらやに帰ってきて、さくらに歌を唄えと強要し、しかたなく唄うのがこの歌です。
 このシ ーンはさくらが可愛そうで仕方がありません。寅次郎もさくらの母親に対する 想いを察して、旅に出て行きます。

9.花の街 これは初めて聴きました。
 
10.真白き冨士の根(嶺)
 http://www.zushi-kaisei.ac.jp/history/fujinone/fujinone.html
 ここに詳しいです。

11.舟唄
 「駅 starion」の挿入歌というより主題歌でしたね。倍賞さんは警官殺しの男をかくまう桐子という小料理屋の女将さん役でした。
 真っ赤なダウンジャケッ トの倍賞さんがとても可愛かったですね。
 高倉健さんの台詞の少なさには驚き ましたが・・・。
  
 映画の中で調理をしながらこの歌を口ずさむのですが、コンサートでも同じような雰囲気の唄い方だった気がします。
 加藤登紀子ほど地が出てしまうと嫌ですが、倍賞さんは歌でもきちんと役柄になりきって唄っているところに好感が持てます。

12.島原地方の子守唄
 「家族」という映画の1シーンで倍賞さんが歌っています。
 新幹線で東京に向かう車中で赤子を寝かしつけるシーンです。当然アカペラです。
 その後子供が死んでしまうことを知っている私は、もう二度と子供に子守唄を聞かせてやれない彼女を思い、
 あのシーンだけで涙が溢れます。

13.冬の旅
 五木寛之作詞、小六禮次郎作曲。前構成のコンサートでも御馴染み。
 金沢のコ ンサートで最初に歌ったそうですが、歌詞が直前までまとまらず、舞台では譜面を見ながら唄ったそうですね。
 「ラジオ深夜便」という番組も流していた曲ですが、近所のおばさんの「ラジオ宅急便」の笑い話は今回はありませんでした。

14.蘇州夜曲

15.胸の振子 服部良一さん作曲。これも初めて聴きました。

16.死んだ男の残したものは
 強烈な反戦ソングです。絶望の淵に叩き込まれた気持ちになりますが、6番の歌詞にわずかな望みを感じます。
 作詞は谷川俊太郎。お父さんは高名な哲学者で我が母校法政大学の学長を勤めたこともあります。
 俊太郎少年は高学歴で頭のよい家族に囲まれ、居場所の無い少年期を送ったそうですね。
 作曲はいわずと知れた武満徹。
 http://bunbun.boo.jp/okera/saso/sinda_otoko.htm
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E7%94%B7%E3%81%AE%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AF

17.さくらのバラード 
 御馴染み「男はつらいよ」の挿入歌。だけどさくらが唄っているシーンは覚えが無いです。
 この歌聴くと映画のシーンが思い出されてうるうるしてしまいます。
 CDでは寅さんの啖呵売の台詞が入っています。
 
18.下町の太陽
 紅白歌合戦では着物姿でお歌いになりました。個人的には若い頃の高音声よりも、今現在の低い声の方が好きですね。
 同名の映画も有名です。若き日の倍賞さんはまん丸顔だったのです。

19.虹に続く道

20.世界の約束
 「ハウルの動く城」の主題歌。木村拓也との共演エピソードは前構成から引き続きお話されていましたが、
 もうそろそろこの映画の話題は古いかな。

21.わすれな草をあなたに

22.さよならはダンスの後に

23.赤とんぼ

24.いらっしゃい
 
今回はリニューアル第2弾ということで、お二人も少々緊張気味だったかなと感じました。
これから何度かコンサートを重ねていくことで熟成されるとともに、無駄なものがそぎ落とされ洗練されていくことでしょう。
機会あるごとにコンサートに出向き、その様子を克明に脳裏に焼き付けていきたいものです。
トークが少なくなったこともあって、曲数がずいぶん増えています。もう少し少なくても良いかなと思います。

倍賞さんは数年前に乳がんを患い、乳房の一部分を切除手術しています。
北海道の別海町にある自宅で、雪かきをして筋肉痛になった腕をほぐしているときに胸のしこりに気づいたそうです。
その後再発は無いようですが、近年のハイペースのコンサートスケジュールを見ると、
倍賞さん自信がなにやら人生の終着点がわかっているのではないかと勘ぐってしまいます。
もちろんそうでないことを祈りますが、逆に永年に彼女の歌を聴く続けることも叶わぬ思いです。

今回のコンサートではそんなことを考えてしまいました。

※各曲の詳細については随時アップしていきます。

弘田三枝子トークライヴin盛岡~弘前へ [弘田三枝子]

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22日早朝から東北廻りをしてまいりました。本当は21日の夜行バスで行く予定をして予約もしていたのだけれど、入金を失念していたためキャンセルされてしまい、やむなく東北新幹線で向かいました。ホテルの予約と違ってキャンセル料金が発生しないのがせめてもの救いでしたが。
自宅を8時前に出てタクシーで新宿駅へ。盛岡までの特急券と乗車券14,400円を購入。東京発9時16分発の東北新幹線で一路盛岡へ。朝飯用の幕の内弁当食べてちょっと寝たらすぐに着いてしまった。東方も近くなりにけり、といったところでしょうか。
盛岡へ来た理由は14時から盛岡劇場で開催される作家の高橋克彦さんと歌手の弘田三枝子さんのトークライヴに参加するためです。参加すると言っても僕が話せるわけではありません。12時に盛岡に到着。開始までまだまだ時間があるので早速床屋さんへ。
綺麗さっぱりして会場へ。現地のタクシー初乗り料金は580円。1,000円ちょっとで済んだ。
会場入りするも肝心の葉書を忘れてきてしまったので、駅につくなり岩手日報者の菅野さんに事を話し、なんとか入場することができました。
さて肝心のトークライヴですが、高橋先生はポール・アンカの曲をBGMに交差する照明とスモークの中から巨体を揺らして登場。右手でリズムをとるお姿を見ていて、こっちがなんだか照れくさくなってしまいました。この登場の仕方は30年来考えていたそうで、いつかミコさんとトークライヴができる日を夢見て密かに思い描いていたそうです。
急用で来られなかった先生の友人から「お前、そんな出かたして恥ずかしくないんか?」などと説教されたらしいですが、当のご本人はノリノリでした。

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以下トークを交えながら各曲フルにレコードを掛け捲ります。曲が流れている間のお二人は当たり前ですが、言葉をかわすことはありません。ミコさんご本人は曲に聴き入るよりも口ずさんでいましたね。次第に身体の動きが激しくなりかけることもありましたが。
さて曲目です。
・想い出の冬休み~すてきな16才~ヴァケーション(メドレー)
・夢のスウィートホーム
・涙がいっぱい
・悲しきハート
・かっこいいツイスト
・かっこいい彼氏
・私のベイビー
・ティーンエイジクレオパトラ
・恋と涙の17才
・道
・あなたがいなくても
・渚のうわさ
・可愛い嘘

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全然予測していなかったのですが、カラオケで生歌3曲爆唱されました。個人的には歌わなくてもいいのに、と思いましたが、東京に住んでいるならいざ知らず、なかなかミコさんの生歌を目の当たりにできない盛岡の方々にとっては千載一遇のチャンスなはず。トークライヴでは静かだったお客さんらも激しく拍手を送っていました。
僕は、と言うと「すてきな16才」の「♪胸に抱かれてみたいの♪」のところでミコさんが身体をキュッとさせるお姿に胸キュンでした。

・ヴァケーション
・人形の家
・すてきな16才

終演後は「ミコまにあ」の特権、バックステージへ招かれました。数枚お写真を撮っていただき、今回もシャツの背中に大きくサインをいただきました。いつものように何をお話したか定かではありません。でも以前より随分リラックスしてお話していただけるので、安心しました。

さて今回の東北巡りにはもうひとつ目的があります。以前和泉町の僕の行きつけの店で働いていた青年(と言っても30過ぎましたが)が店を出した郷里の弘前を訪問するためです。盛岡からヨーデル号で一路弘前へ向かいます。ヨーデルというのはあのヨーデルでしょうね。バスの本数が沢山あるから「よー出る」って訳ではないでしょう。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0007604340/U0004009524/(店です)
和泉町の本店とほとんどメニューは同じですが、地元弘前ならではのお魚もちらほら。ホタテの卵巣の刺身を戴きました。ちょっとゲテモノ?という気もしましたが、これがなかなか甘くて美味しい。基本的にキモ系は好きなのですが、卵巣は初めて。でもいい経験でした。本当は彼の作る料理を楽しみたかったのですが、ワイン1本と2,3品食べたところで、弟に店を任せて二人で弘前の繁華街へ繰り出しました。それからは彼の懇意にしているお店のはしご。久しぶりの対面で彼もずいぶんリラックスしたらしくずいぶん酔っ払っていました。店も繁盛しているようで、勢いを感じましたが、それが驕りにならなければと老婆心ながら思いました。
彼の夢は石垣島に店を出すこと、だそうです。弘前の店が軌道に乗り、弟が切り盛りできるようになった頃に移住を考えているそうです。その頃には子供も小学校中学年ですから、いろいろ迷うこともあるでしょうが、是非実現して欲しいですね。それに僕が訪問する街が増えるし・・・。
翌日、来た道をまた引き返すルートは嫌だったので、青森から八戸経由で東京に戻るコースを選択。図らずも八戸からグリーン車に乗ることになってしまいましたが、こんな時でなければなかなか乗る機会は無いなと思い、迷わずチケットを購入。通常より4,000円払っただけの快適はあるものかと疑心暗鬼でしたが、盛岡から隣に座った年配の紳士のお話では東北新幹線はグリーン車から埋まっていくという信じられない事態があるそうです。

駆け足気味の東北巡りでしたが、次回はゆっくりと周遊したいですね。日本海側の名も無い街に降り立ち、名も無い居酒屋で人知れず酒を呑む。やっぱり寒い冬こそ東北の良さを感じられることでしょうね。

弘田三枝子さんお誕生会 [弘田三枝子]

 23日(土)は弘田三枝子さんの○1歳のお誕生日会へ行ってまいりました。
折からの強風で中国から吹いてきたかと思しき黄砂が舞う銀座から晴海通りを
歩いて会場のお寿司屋さんへ向かいました。
 レコードデビュー45周年記念の昨年の参加者には及びませんでしたが、
非常にアットホームな会となりました。

大阪、富山からお越しになったミコさん世代の女性陣も相当根詰めて
お話されたようで。「ああ、もう死んでもいいわ~」って目をウルウル
していました。
 彼女らのお話では今日ほどよく話すミコさんは見たことが無い、とのこと。
僕はちょいと遠くで「同世代」の面々との四方山話に時折「キャッ!」と
なりながら快活にお話されるミコさんをじっと見つめていました。
サインもジーンズ右足に書いていただきました。
ジャンケンポンでゲットしたLPにも。
 会の最初で席から「ひろぽん!」って声をかけていただいて・・・・。
泣きそうになるぐらい嬉しかったです!

次回イベントはは盛岡でのトークショーです。
東北のファンの皆様盛岡劇場へ駆けつけて盛り上げてください。


門倉有希 八王子いちょうホール  [門倉有希]

門倉有希ベスト~泣かせてよ~

門倉有希ベスト~泣かせてよ~

  • アーティスト: 門倉有希
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/09/21
  • メディア: CD


門倉有希セレクション~演歌side~

門倉有希セレクション~演歌side~

  • アーティスト: 門倉有希
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/10/18
  • メディア: CD

朝から生憎の雨模様でしたが、愛車を駆って八王子まで行ってまいりました。
 今回の催し物は「ビクター歌謡フェスタ K遊会発表会」という内容で、早い話がカラオケ大会です。とはいえ、参加者は100名を越え、ステージに立つ皆さんのお姿はほとんどプロの歌手?に近いものがありました。
 ゲストの有希さんもフェスタ開始からずっと楽屋でモニターを見ていたらしく、印象に残った曲の話を楽しそうにされていました。大体ゲスト歌手って、自分の出番の前あたりにやってきて、自分の歌だけうたって、そのまま帰るパターンが多いのですが、有希さんは開始当初から会場入りされていたのです。
すばらしいことです。

さて、肝心の有希さんのファッションです。
インナーは左のみ肩ひものワンピース。
丈は短くて、すそが丸くなっていてフワッとした感じです。
下は黒のジーンズに赤茶色のブーツ。
足首には金のアンクレット。
上着は毛皮のジャケット。と言っても半袖で丈は腰まで。
歌っている途中汗を拭いていたので、いつかは脱ぐだろうと
思っていましたが・・・・・・やはり脱ぎました(笑)
撮影は厳重に前説で注意喚起がなされ誰も撮ろうとしていませんでした。

曲目です。
・2001年猫祭り
・ひまわり
・Jun
・傷心者
・わかってください(因幡晃)
・ノラ
・J
・グッバイ
・泣かせてよ
・ちえこ
・穢れなき瞳

今回は司会者が進行をされましたので、有希さんもリラックスしてお歌いになったことでしょう。
終演後CD購入者に限って握手会があると司会者が言われたのですが、今日のところは帰宅しました。
CDってアマゾンで買ってしまうから、コンサートの時には買わないんですよね。

次回は10月7日、長野県阿南町でのステージ。翌日は有楽町でゴールドコンサート。まさに芸術の秋です。

写真は大阪梅田でのライヴの様子です。提供は後援会の有希&憲一さんです。





倍賞千恵子コンサート「深呼吸したら思い出した」(松戸森のホール21) [倍賞千恵子]

 
 9月23日(土)は松戸市森のホール21で開催された「倍賞千恵子」さんのコンサートに行ってまいりました。先週のパルテノン多摩に引き続き2週連続です。曲目はパルテノンと変わりありませんでしたが、倍償さんのトークは前回より幾分はじけていて調子が良かったようです。前回もそうでしたが、ちょっと風邪気味のようで歌の合間に水分補給と鼻をお拭きになっていました。
 照明等の演出は心なしかパルテノンの方が良かったですね。 担当者のセンスもあるので優劣じゃなくて、僕の好みという観点で、です。
 演奏はピアノのみ。 旦那さんの作曲家小六禮次郎さんです。
この形式のコンサートはもう3年ほど前から開催されております。合田道人さんが構成を手がけていまして。著作の「童謡の謎」が元になっています。
 もともと童謡歌手としてデビューした倍賞さんは松竹音楽舞踊学校を主席で卒業し松竹歌劇団(SKD)に入団。その後松竹映画に移籍し、同時に「下町の太陽」でレコードデビュー。これが映画化され、主演女優に抜擢されました。その後1969年上映の「男はつらいよ」で車寅次郎の妹役さくら(ほんとは「櫻」と書く。寅さん曰く「二貝の女が木にかかる」だそうで)を演じました。それから26年間、48作をさくら役で演じとおしました。
 個人的には「幸せの黄色いハンカチ」の「待つ女」の印象の強い女優さんでしたが、初期の「喜劇旅行シリーズ」ではそうとうおてんばな役柄を演じています。
さて曲目です。

「小さい秋みつけた」
「白い花の咲くころ」
「りんごの唄」
「みかんの花咲く丘」
「里の秋」
「かなりや」
「月の砂漠」
「赤い靴」
「ふるさと」
「オホーツクの舟歌」
「世界の約束」
「いらっしゃい」
「冬の旅」
「さくらのバラード」
「おはなはん」
「さよならはダンスのあとに」
「瞳とじれば」
「下町の太陽」
(アンコール)
「忘れな草をあなたに」
「赤とんぼ」

 今日は途中柴又に立ち寄り、高木屋老舗でお土産を買い求めてから会場に向かいました。 この高木屋老舗は「男はつらいよ」の撮影時に俳優さんらの控え室として使われており、土産を渡すならこの店で買おうと考えていました。「とらや」という名の店が参道にあります。劇中の「とらや」場所と全く同じ場所に店舗があるのですが、実は以前は違う名前のお店だったそうです。映画のヒットで一儲けしようとした店主が名称を「とらや」に変更したことでいろいろ問題が発生し、劇中の店名を「くるまや」にせざるを得なくなったなどというお話もあったりします。
お店の方に事情をお話しましたら、わざわざ店内電話で若女将に倍賞さんの好みを聞いていただきました。 お煎餅ならば良いのではと勧められ種類をいろいろ16枚ほど包んでいただきました。
 土産を買った後、ふと思いついて帝釈天でお参りをしたのですが、これがついで参りになってしまったようです。引いたおみくじが「凶」でその後雪駄の釘が踵を貫くなど、神様からきついお仕置きをいただきました。参道の途中まで来てそのまま帰ったのでは申し訳ないと思いつつ、でもお参りしたのだから、このぐらいの痛みで済んだのかなとも思ったり。
 肝心のお煎餅は「赤とんぼ」の後、倍賞さんにお渡しすることが叶いました。
 
 本当はトークの内容をアップしたいのですが、構成をされている合田道人さんの著作ですので、聞いた内容であっても法律にある程度抵触する危惧があります。ここでは書かないことにします。
 コンサート開催がどうにも関東地方に偏ってしまうのは、やはり倍賞さんの御年や小六先生のスケジュールを考えると致し方ない気がしますが、皆様のお近くでコンサートが開催される折には是非ともご参加して、童謡の奥深い世界と、ご夫婦の軽妙な掛け合いを堪能していただきたいと思います。
 次回は12月11日(火)中野ZEROホールで開催です。このコンサートが終わるともうひとつの自宅「北海道別海町」に行かれることでしょう。

下町の太陽

下町の太陽

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD

ベストセレクション

ベストセレクション

  • アーティスト: 倍賞千恵子
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/12/01
  • メディア: CD


門倉有希 六本木スイートベイジルライヴ [門倉有希]

9月21日(金)六本木はスイートベイジル(STB)で行われた門倉有希さんのライヴにいってまいりました。
以下曲目です。

「2001年猫祭り」
「泣かせてよ」/「ちえこ」
「ひまわり」
「傷心者」
「桜の空」
「ホテルノルマンディー」
「景子」
「J」
「WOMAN」(アン・ルイス)
「TAXI」(鈴木聖美)
「ランナー」(高橋真梨子)
「穢れなき瞳」/「漂流船」 新曲10月17日発売
「グッバイ」
「情熱」
「幕間」
・アンコールその1
「鴎―カモメ」
「女の漁歌」
・アンコールその2
「穢れなき瞳」

〔今日の有希さん〕
 茶色のブーツ、股上の短い黒ジーンズ、オリジナルTシャツ(黒)に濃いベージュのトレンチコートファッション。コートには花柄の刺繍が黒と金色で綺麗に彩られていました。2,3曲歌ったあたりから「暑い!頭から湯気が出そう」と弱音。「j」を唄った後にさすがに脱ぎました(笑)マニキュアは先っちょだけ白くなっていて、指がすごく長く見えました。
アンコール1では素足で再登場。ヒールを脱いだ有希さんは小さくなってとても可愛らしく、真っ赤なペディキュアの素足が白くて色っぽかったあ~やはり演歌を歌うときは素足に限るのでしょうか?生で聴く「鴎―カモメ」、「女の漁歌」は迫力満点でした。「女の漁歌」を最初CDで聴いて「こんな格好良い演歌があるのか?」と驚いて以来、ずっとライヴで唄ってくれることを期待していましたが、今日やっと目の当たりにして・・・・正直涙が出てきました。
 来年のデビュー15周年に向けて今日のライヴの様子はDVD化されるそうですが、あのまま映像化したらちょっとしたお笑いライヴ?のDVDになるかもしれませんね。これは冗談ですが、正直有希さんの天然ボケぶりがたまらなくおかしくて可愛らしく、胸がキュンとしてしまいました。
 後援会のファンの方々もきちっと最前列に陣取り大きな拍手を送っていましたね。ただ、約1名はしゃぎ過ぎ?かな?と思ったりもしましたが、会場にいらした方々はどうだったでしょうか?唄っている有希さんをフラッシュバンバンで写真撮っていましたが、撮るならデジカメで発光解除にして撮ってほしいものですね。僕は発光解除にして何枚か撮らせて頂きました。

 次回は12月19日(水)クリスマスディナーショーです。池袋ホテルメトロポリタンホテル冨士の間だそうですが、円卓なのかな?でもショータイムが1時間15分だからずいぶん楽曲も厳選されることでしょう。

ライヴ当日発売のアルバムです!

門倉有希ベスト~泣かせてよ~

門倉有希ベスト~泣かせてよ~

  • アーティスト: 門倉有希
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/09/21
  • メディア: CD


”夢をかなえる「そうじ力」” そうじ、やっていないなあ~ [書籍]

図解夢をかなえる「そうじ力」

図解夢をかなえる「そうじ力」

  • 作者: 舛田 光洋
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: 大型本

ナントカ「力」っていう文言がはびこっている。
何でも「力」をつければ本が売れる傾向が気に入らないが、とりあえず購入。
要するに入らないものを捨てて、今必要なものだけを残すだけという理屈なのだ。
「そのうち使うから」ととっておいたモノってやはりなかなか使わないね。
この本にも同じことが書いてあって、はずかしながら「ああそうだな」と感心。
早速、バーベル関係の雑誌バックナンバー30冊余りをひもで縛りました。

普段から台所と風呂場などの水周りは綺麗にしているので、
簡単にそうじができそうです。

古い洗濯機は早いところ業者に取りに来てもらう。
これでベランダが広く使える。

履いていない靴、草履、着ていないワイシャツ、小さくなったジャケット、皮ジャン、
すべて捨てよう。

電化製品の箱。これも引越しの時に使うだろうととってあるが、引越しするときに
考えればよいだけのこと。これも捨てましょう。

読まない書籍、聴かないCDがブックオフでもって行きましょう。

これで綺麗さっぱりになればモノが少なくなり日々のそうじも簡単に済ませられるでしょう。
そうなったら一気に運が開けるでしょうね。
ていうか今まで運がなかったってことはないから、あまり変わらんのでしょうが、
今より悪くならなければ良しとしましょう。


「RAY」 レイ・チャールズの生涯 [映画]

Ray / レイ

Ray / レイ

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/06/10
  • メディア: DVD

ジェイミー・フォックスのレイ・チャールズのレイ(霊)が乗り移ったかのような
すさまじい演技だった。
彼のことは晩年しか知らなかったけれど、これを機に若い頃の録音が残っているならば
聴いてみようと言う気になった。
彼の作る曲の1曲、1曲のすべてに実生活が反映されているあたり非常に興味深い。
ヘロインを肯定はしないが、それに溺れた理由もわかってやりたい気もする。
なにより彼の母のあの強さ。
心が盲目になっては駄目だとの言葉が今も耳に残っている。


弘田三枝子銀座スイングライヴ [弘田三枝子]

 今年は行われないとされていた銀座スイングでのライヴが
12月21日(金)に開催されることになった。
これはこれで喜ばしいことなのだが、ちょっと不安におもうこともある。
5月の大型連休に行くはずだったNY録音。それが大型連休後に延期されたが、
それもなかったようだ。そしてこの酷暑の夏にも特に動きがなかった。
 
 NY行きが秋以降に延期となるとやはり1ヶ月以上は現地に滞在ということになる。
帰国してすぐさまスイングの準備という段取りで果たして首尾よくスイングライヴが行えるのか心配だ。
なにより海外での録音が一体どういう種類のものなのかがまだまだ謎に包まれている。
これが何なのかはスイングでのライヴでミコさんご本人からお話されることを願って、
3ヶ月半後のライヴに備えて悶々とした日々を送ることになりそう。

※「真夏の夜のジャズ」
  幼い日の弘田三枝子さんがこれを見て「私もこの舞台に立って歌うんだ」と
アファーメーションしたことをお話されたのは、一昨年10月のアップル銀座でのトークショーでのこと。
DVDが発売されていたんですね。

真夏の夜のジャズ

真夏の夜のジャズ

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
  • 発売日: 1999/04/23
  • メディア: DVD


「おかしな男 渥美清」 [渥美清]

おかしな男 渥美清 (新潮文庫)

おかしな男 渥美清 (新潮文庫)

  • 作者: 小林 信彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 文庫

「渥美清」のイメージは「車寅次郎」。
もうこれしかないですよね。
本人も役柄で呼ばれるのは役者冥利に尽きると言っています。
そういう渥美さんも役者としては決して最初から順風満帆だった
わけではないはずです。
俳優の生い立ちやインサイドストーリー的な書籍はあまり好まない私ですが、
今回はちょっと読んでみようと思い、ネットで購入。
小林信彦氏の裏表のない「渥美清論」(「論」は言い過ぎかな)はなかなか
読み応えがあります。
興味があったのは「弘田三枝子」さんが端々に登場していたこと。
渥美さん相当のミコファンだったそうで、
「ミコのオシッコなら俺は呑めるぜ!」と豪語していたぐらい。

風呂に入って読んでいて湯船に落としてしまったので、また購入する予定です。


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