ザ・ピーナッツ [音楽]
南沙織のCDを買いに行ったのがこれを買ってしまった。
早速車中で視聴。いやはや幼い頃に耳にした曲ばかりだ。
双子ならではの同じようで違う、違うようで酷似している彼女らの声は
曖昧そうであるが、逆にはっきりした発声は心地良さを覚える。
「恋のフーガ」の最初のティンパニは作曲の故宮川泰氏がそれまでの歌謡曲には
全く使われなかった何か斬新な楽器使おうとしてそれを採用した結果である。
今の音楽と比べるのは野暮な話だが、昭和40年代の歌謡曲はバックの演奏が良い。
フルオーケストラをバックにこれだけ歌える歌手が今から40年も前に日本に存在し、
はるか欧州にまでその名を知らしめた歌手「ザ・ピーナッツ」がいたことを、老いは再度改めて、
若きは新鮮な気持ちで聴いてみることだ。