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丹波哲郎さん永遠に! [映画]

砂の器 デジタルリマスター版

砂の器 デジタルリマスター版

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2005/10/29
  • メディア: DVD

 丹波哲郎さんが逝った。84歳。
私の世代ではGメン75の黒木警視正役が真っ先に思い浮かぶ。
この「砂の器」でも刑事役を演じている。Gメンとは趣は違っているが。
 若い刑事役の森田健作と容疑者の足跡をたどりながらその悲しい人生に触れる。
容疑者とその父親の旅の映像をバックに今西刑事(丹波さんの役)が
切々とその生い立ちを回想し、思いを述べるシーンに胸が熱くなった。
一度観て欲しい映画だ。
題材は部落差別なのだが、これはここでは述べないことにしよう。


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愛するミコちゃん [弘田三枝子]


 憧れの弘田三枝子さんとツーショット。
去る8月23日大阪梅田ロイヤルホースクラブでのライヴ終了後に、
これまたファン歴35年の姫路の収太郎さんに撮影していただきました。
 ミコさんこれでなんと御年59です。明けて2月5日にはぬわんと還暦!
ステージでの鳥肌立つような格好良さとはまったく別の
大人しくて控え目な可愛いミコちゃんに戻った瞬間でした。


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村上春樹 [書籍]

遠い太鼓

遠い太鼓

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 文庫

村上春樹が30代後半から3年程を作家活動で過ごしたギリシャ、イタリアについて
旅行記的(といっても3年の旅行は長いが)エッセイに仕上げた作品。
先般、書棚の肥やしになっている本を一気に売り払ったのだが、整理している時に
カバーが無くなり、表紙が丸まった無残な姿の「遠い太鼓」を発見したのが
きっかけでまた読み始めた。
案外分厚い本だけど、変に難しいこと書いていないからスラッと読めてしまう。
セカンドバッグに入れるとちょっとかさばるけど、通勤の行き帰りに頭の中だけでも
地中海の雰囲気に浸ってみるのもいいでしょう。


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元阪急ブレーブス監督梶本さん逝去 [スポーツ]

ご冥福をお祈りいたします。
梶本さんは私の父と多治見工業高校では同級生でした。
子供の頃から6番ファーストだった父ですが、
多治見工業で野球部に在籍していたかどうかが不明です。
昭和10年度生まれで多治見工業高校の野球部に在籍していた方で
瑞浪市から通学していた「土屋鋼平」を知っている人がいましたら
書き込みしてくださると嬉しいです。
父はすでに平成4年7月20日に逝去いたしました。

http://www.webmie.or.jp/~m-yama/player/sportskajimoto.htm


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旅行記が本に!? [書籍]

 夏休みに入る前に、とある出版社に旅行記を投稿したのですが、
実は8月末に、早い話が「本にして売りたい」というお話が文書で送られてきたんです。
いやあ驚きましたよ。
 この旅行記は今から6年前の2000年の夏に1ヶ月南欧とパリを旅した記録。
毎日を日記形式にメモしておいたものを、帰国後肉付けしたものです。
この旅以前にも2回ほどイタリアを旅していますが、そのときは電車に正しく乗ることと、
ホテルで「アイ・ウナ・カーメラ・シンゴラ?」と尋ねることで精一杯で、寝る前に一日の日記を
書くなんて余裕がなかった。
 まあ、旅行記を書こうと思って旅に出るわけでなし、日記を書くわけでなし、ただ、あちこちを
独りでブラブラしていて、ふと感じたことはメモしておくことで、帰国してからもイタリアにいた
自分、フランスにいた自分、スペインにいた自分、ポルトガルにいた自分に再び逢える・・・・
そんな気がしたからかもしれない。
 「深夜特急」の沢木耕太郎に100パーセント影響を受けたわけで、少々文体も彼のそれに
似ているのでは何かとは思ったが、読む人が読めば(つまり出版社の人が)、やはり僕自身の
文体になっていたのだろうね。
 12日に社で打ち合わせするのだけど、著者名は本名はまずいね。なんか気の利いたペンネームはないかな。  
 ネックは初版出版費用は自分持ちってところ。世の中そうそうおいしい話ばかりじゃないね。


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冷蔵庫のその後 [ふと思う]

 http://blog.so-net.ne.jp/1965hiropon/2006-07-14の記事でとある家電量販店に対する苦情を長々と書きまくったことは記憶に新しいと思いますが、この冷蔵庫が帰省中に故障したらしく、久しぶりに開けた冷蔵庫からは異臭・・・。野菜はすべてカビが生え、スイカは皮を残してすべて汁に、バターは溶け落ち、冷凍室にまで異臭が漂っていました。冷やしていたワインもなんとなく気になって
すべて流してしまいました。
 すぐさま例の家電量販店に電話したのですが、そこでまた頭に来る対応。女性が出たのですが、故障ですのでいったん引き取った上で修理します・・・とか言いやがる。じゃあそれまでどうやってモノ冷やすんだよ!って怒鳴ったら、すぐさま男性社員に変わった。結局、買ってから2ヶ月足らずの故障だということで同じ商品とお取替えするとのこと。でも4日に電話したのにモノが来るのが9日。
この5日間冷蔵庫なしの生活だったけど、何はなくとも冷蔵庫のない暮らしが、これほど不自由だとは思いもしなかったです。
 帰省中のコンビニで見かけて、つい買ってしまった本に「嫌なことがあったら『ありがとう』って口に出していいなさい」って書かれていたのだけど、それを言うのも忘れていた。
今更ながら冷蔵庫のない不自由さを実感させてくれてありがとうと言っておこうという気分になった。
 明日冷蔵庫を持ってきてくれる運送会社の方々には、丁重にお礼を言うつもりです。


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ああ夏休み~ [ふと思う]

明日から夏休みです。
一般企業の方々には申し訳ないのですが、8月一杯お休みをいただきます。
13日には帰省して親父の帰りを待つとします。
亡くなってもう14年です。
死んで天上界へ行って、年月が過ぎるとどんどん高いところへ行ってしまうらしいのですが、
お盆に下界に下りてくるのはたいへんでしょうね。
死ぬ前の日の夜明け頃、お袋がトイレに行くとき廊下に現れた親父。
もう逝きますよって合図だったんですね。
でも僕の前には一向に姿を現しませんね。
たまに出てきて欲しいものです。
義理の弟、つまりお袋の弟、簡単に言うと僕のおじさんたちには現れたらしいのですが・・・。
肝心の息子には・・・まだです。
4月に亡くなった親父の兄貴が言っていました。
「申し訳なくて出てこれないんだよ」

この夏、親戚が二人逝きました。
母方の伯母と父方の伯母です。
これからは結婚式より葬式の数が多くなってことでしょう。
でもその葬儀に何十年ぶりかに従兄弟たちと逢うことができるというのも
皮肉ですね。
死者は言っていると思います。
「親兄弟、親戚従兄弟・・・今おまえがいるのはこのみんなのおかげだよ」と。
そんなことを考えてしまう、お盆前です。


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「金持ち父さん、貧乏父さん」ロバート・キヨサキ著 [書籍]

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

  • 作者: ロバート キヨサキ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2000/11/09
  • メディア: 単行本

ずいぶん前に購入したまま、押入れの中に放置してあった。
表紙を表にして読むのも恥ずかしいので、カバーを裏返しにして携帯することにした。
やはり外国語を翻訳するとどうしても原文に忠実であればあるほど日本語で書いてあっても
日本語から乖離してしまう・・・そんな感がある。
逆に日本語に寄り添って翻訳すれば、原書の良さが薄れてしまうだろう。
そういう意味ではこの翻訳本は原書の良さと日本語訳の良さが適度にミックスされていて
読みやすかった。
原書はたぶん、もっと教訓的な言い回しがされているのではないかとも思った。

さて内容はつまるところ資産を持て!に尽きる。そしてそのために自らに支払いをして
、寄付をしなさいということだ(たぶん・・・1回しか読んでいないから怪しいが・・・)。
お金に対する考え方で金持ちになれるのならば考え方だけでも変えられる、変えられるまでには
行かなくとも、こういう考え方があるのだと気づくだけでも収穫があるだろう。
個人的には負債を返還しながら資産を気づく具体的な方法を示して欲しかった。

ショップ○○パンのCMで深夜流れている教材で「ロバートキヨサキのファイナンシャルインテリジェンス」をも購入し、目下のところキヨサキ氏の理論を注入中。
CMで出演されている「成功者」の例は少々胡散臭いが、
何かしらの助けになれば良しとしよう。
彼らに逢ってみたい気もするが・・・・。

こういう類のものを頭から否定する人は日本人には多いのじゃないでしょうか。
つまりお金に対するスタンスが後ろ向きの人のパーセンテージが多いと感じます。
親の教育の影響もあるでしょうね。
また、この本や教材の内容を信じて取り組んだからといって誰もが金持ちになれるとは
限らないことは承知の上。
でもそういうひとは、今まで知らなかった、気づかなかったことに出会う機会を失うのですね。
何にでも飛びつくのは考え物ですが、そのノウハウをちょっと覗いてみることが大事です。

でもとりあえず僕は海外旅と車道楽でこさえた借金を何とかしないと・・・・。
誰か「一夜にして借金を完済する父さん」なんて本知りませんか?


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記事の削除 [ブログ]

2005年3月に掲載した「赤ひげ堂」に関する記事は削除しました。
わけのわからないトラックバックが定期的に入っているのです。
たぶんそうなるように設定されているんだと思います。
お二人ほどコメントをいただいたいましたのに申し訳ありません。


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「遥かなる山の呼び声」 [倍賞千恵子]

遥かなる山の呼び声

遥かなる山の呼び声

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2005/04/28
  • メディア: DVD


 高倉健ほど訳ありの犯罪者を演じたら様になる俳優はいないだろう。で、その訳ありそうな犯罪者島勇作を結局は牧場の手伝いに雇ってしまう風見民子もなかなか肝が据わっています。
 ある土砂降りの晩に独りの男が風見民子が息子の武志と暮らす平屋に一晩、納屋でいいから泊まらせてほしいと尋ねてくる。不安ながらも宿泊を許す民子だが、軽い食事を息子に持たせてやったり、毛布を自ら届けてあげたりと、なかなかどうして優しい。
毛布を渡しに行くと勇作が上半身裸でいたのだが、それを見て恥らう民子の表情が良い。
倍賞千恵子の持つ永遠の「処女性」のなせる技?であろうか?
 その晩、馬のお産を手伝った勇作は一夜明けて、おそらく一睡もしなかったであろうに、どこかへ旅立っていく。民子は息子に2千円ほど持たせ勇作に渡すよう促す。この時点では民子と勇作との間には何か生まれかかっていた気がする。民子も自分では気づかないにしても、また来てほしいと思っていただろう。
 民子は2年前に夫を亡くした。九州から開拓農家として北海道に移住したのだが、家族の反対を押し切って、駆け落ち同然の北海道行きだった。このあたりは従兄弟役の武田鉄也が可笑しくも泣かせる演技で説明してくれる。しかしながら、民子の家を後にする彼が車内で流す涙の意味を新婚ホヤホヤの嫁さんが理解できるはずもない。
1年ほど経ったある日勇作が尋ねてくる。この牧場で働きたいというのだ。内心うれしいのだが、給与のことや、やはり素性の知れない男を同じ敷地に長期滞在させることに躊躇する。ほどなく民子がぎっくり腰で入院すると息子の武志と民子に言い寄っていたが勇作に返り討ちにあって弟子入りした虻田三兄弟の手伝いもあって牧場の仕事に精が出る。
腰もよくなって退院した民子が観たのは、たくましく成長した息子の姿。同時にむすこが勇作を父親同然に慕うその姿だ。
 ほんのひと時幸せなときを過ごした勇作、民子、武志だが、警察の手が勇作に及ぶ。実は勇作は自殺した女房の通夜に来て暴れたサラ金業者の男を殴り殺していた罪で追われていたのだ。草競馬で優勝した日の晩、民子は勇作に言う。これから食事は一緒に食べようと。しかし、警察の追っ手を逃れられないと悟った勇作は出て行くと民子に告げる。
 その晩、一番の働き手の牛が獣医の手を借りなければならないほどの病気になってしまい、この中で民子は始めて自分の勇作に対する思いに気づき「行かないで」とすがりつく。
あくる朝。牛はなんとか危機を脱したようだ。勇作はパトカーに自ら乗り込み民子と武志に別れを告げた。泣くじゃくる武志。ああほんとうに泣いている。吉岡君の名演技というか、演技を超えている。単なる子役じゃない。あの年齢にしてすでに「俳優」の風格を感じさせるものがある。民子は泣いていない。何かを決意したかのようだ。
 釧網線であろうか、機関車で網走刑務所まで護送される勇作。ほどなく虻田と民子が乗り合わせる。ここでのやり取りは書くだけ野暮だ。いや涙でキーボードが打てない。
二人の心からの大芝居に涙を流す勇作。民子はそっと黄色いハンカチを差し出す。汽車は白煙を吐きながら逞しく北の大地を驀進していく。


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