「この胸いっぱいの愛を」 [映画]
出張で北九州門司に向かった青年が少年期にすごしたその町で20年前の自分に逢った。
ほどなく自分が飛行機事故ですでに死んだ身であることを知ることになる。
たまたま飛行機に乗り合わせた4人が生きているうちに果たせなかった思いを遂げて昇天していく。盲目の老婦人は死に目に逢えなかった盲導犬アンバーとの再開を果たす。
19歳のやくざモンは自分を生む前の母親に逢う。レイプされてできた自分を産んで
死んでしまう運命にあることを母に話すやくざ。産んでもロクな人間にならないから生むなと迫る。
しかしそれでも産もうと決心している母親に「産まれてきてよかった」と安心し昇天する。
偉大な学者になった根暗の青年は高校生時代隣人の大切にしていた花を壊してしまったことを
ずっと心のそこに引っかかっていた。隣人の思いもかけない思いやりに感動し、20年越しの謝罪を果たし昇天していく。
主人公の青年は門司にいた頃の初恋の蕎麦屋のお姉さんの命を救うこことになる。
腫瘍が命を奪ってしまうことに人生を諦めていた姉さんにバイオリンの演奏を通じて生きる意欲を取り戻させる。ほんとうなら死んでいたはずのお姉さんだが、青年の持ち続けていた思いが運命をも変えてしまったのだ。
このあたりはちょっとナンセンスだが、なぜか涙がこらえ切れなかった。
特にやくざモンの兄ちゃんが短い19年の人生を与えてくれた母に感謝するシーンは・・・。
自分の母親もどんな気持ちで僕を産んだのだろうかという思いとオーバーラップしたからかも。
※学者役の宮藤官九郎が良い味出してましたね。
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