「Ｘ＋Ｙプレゼンツ～銀座の夜の歌謡ラウンジ」 ゲスト：弘田三枝子 [弘田三枝子]
１０月１８日銀座アップルストアで開催された「Ｘ＋Ｙプレゼンツ～銀座の夜の歌謡ラウンジ」に参加してきました。これは恵比寿にある歌謡バー「Ｘ＋Ｙ」とコロムビアが共同制作した昭和歌謡のコンピレーションアルバム「ミッドナイトエビス」のitunesでの配信開始を記念してのトークイベント。
”ジャズ歌手”弘田三枝子（MICO）さんがゲストで他出演は進行役の湯浅学氏、都築響一氏のお二人でした。話は当初、進行役のお二人の深夜DJっぽい語りで始まりました。
X+Y presents Midnight Ebisu season one
- アーティスト: 白鳥朝詠, 有馬三恵子, 橋本淳, 森岡賢一郎, 筒美京平, オムニバス, 奥田絢子, ちあきなおみ, 南沙織, 弘田三枝子, ミミ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
X+Y presents Midnight Ebisu-season two
- アーティスト: 橋本淳, なかにし礼, 筒美京平, ボビー・サマーズ, オムニバス, 弘田三枝子, 島倉千代子, ボビー・サマーズと彼のグループ, 平山三紀, スリー・シンガーズ, 南沙織
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: CD
お二人が最も強調したのはこういうことです。「歌謡曲」を流す環境が今の日本では皆無といっていいぐらいで、たまに絶叫系のおじさんおばさんらがカラオケで歌っているのを聴くぐらい。決して本人の歌が聴けることがないということ。「演歌」「ジャズ」などの音楽は流している場が居酒屋だったりジャズライブスタジオだったりとそんなに構えなくてもいつでも聴ける環境にあるのだが、日本が生んだ「歌謡曲」を堪能できる場、「歌謡酒場」みたいなのがない。確かに言えてますね。
この二人の発言を聴いて、昭和３０、４０年代の歌謡曲のみを流す居酒屋でも始めようかと考えてしまいました（嘘）。さらに二人が言うには今の２０歳台半ばのヒップホップで育った世代が歌謡曲の「歌詞」に非常に興味を示していることから、今からまた歌謡曲の可能性が広がっていくんじゃないかということでした。
つまりそういう時期に「恋のクンピア２１」（http://www.cumbia.jp/）がリリースされるということは非常にタイムリーな事態なのでしょう。
肝心のCD「ミッドナイトエビス」ですがMICOさんの色っぽいハスキーボイスが流れました。選曲は湯浅氏がされましたが、どんな曲がはいっているかは上の画像をクリックしてみてください。画像が無いのもあります。おまけに例の６枚ぐみのCDの宣伝もちゃっかりしていましたね。これも１枚ごとにＩｔｕｎｅｓで買えるみたい。２，０００円だから、ＣＤそのもの買うよりずいぶん安い。これからはＣＤじゃなくて音源だけを安く買う時代になってくるんだろうね。僕にとっては未知の世界だ。
会場正面にある大きな１００インチぐらいのスクリーンでは、昔のＭＩＣＯさんの映像が流れます。昭和４０年紅白歌合戦の「恋のクンビア」、昭和４４年レコード大賞歌唱賞受賞シーンでの「人形の家」、そして「恋のクンビア２１」。
湯浅氏が言うには、「とにかく最初リリースしたこの曲が４０年の時を越えてまたこうして新しいバージョンで新曲リリースされるなんて、驚愕に値すること。皆さん、ＭＩＣＯさんはあのローリングストーンズと同世代の歌手ですよ。どうです皆さん、ミックジャガーなんか血液入れ替えてなんとかもっているのに、ミコさんはそんなことしませんからね！」と興奮気味でした。
それはそうと確かに僕が生まれた昭和４０年暮れの紅白で歌った曲が、こうして中年のおやじになりかけた（まだなっていない、悲しい抵抗かな）現在、この曲が「昔の歌」ではなくて現在進行形の歌として聴ける幸せを感じたいものですね。ＭＩＣＯさんの若い頃を知らない人は全くの新曲だと思うでしょう。
それにしても、スクリーンを見上げるミコさんの左横顔のなんと美しく可愛らしいこと・・・。うっとり。
掻い摘んで昔の思い出トークの内容をお話します。
①渥美清さんのこと
ＭＩＣＯが子役の時から可愛がってもらっていた。幼いＭＩＣＯによく「おいちゃんはね」とか言って楽しい話をしてくれたそうです。これは何かで聞いた話ですが、渥美さんは弘田さんに相当ご執心だったらしく「俺はＭＩＣＯのおしっこだって呑めるぞ！」って豪語するぐらい惚れこんでいたらしいのですが、ホントでしょうか？「泣いてたまるか」で共演した時、当時１８歳のミコさんの太ももをまじかに見て興奮する渥美さんの演技は、どうやら演技ではなくて本気だったかもしれませんね。渥美さんはアフリカが好きで良く旅行に行っていたそうで、その度ごとにお土産を買ってきてくれたそうで、食事もよくしたそうです。司会の方の「渥美さんって、聞くところによると気難しい方だって聞きましたが、どうなんです？」との問いかけには、ＭＩＣＯさん自信子役で舞台を経験してきたことで渥美さんが仲間意識、同士意識をもってらしたのではないかと昔を思い出すようにお話されていました。
②伊東ゆかりさんのこと
米軍キャンプでは小学生の頃から歌っていた。仕事が入ると先生が「弘田さあ～ん、おじさんが危篤みたい、早く帰宅してね」と言って家に帰してくれたのだけれど、実際何人おじさんやおばさんが危篤になったか知れない。まあ、先生もわかっていてくれたのでしょう。でも、労働基準法からすると小学生が歌を歌ってお金をいただくことが違法ではなかったのかと妙な心配をしてしまったが、（湯浅氏も同じ意見を言っていた）ワンステージで1,500円。月に１０ステージこなしていたから当時のお金としてはずいぶんな額になっただろう。
幼いとき自宅から電車（たぶん国電中央線）で立川や福生の米軍キャンプへ向かう車中で幼い頃の伊東ゆかりさんと向かい合わせに座った時の話。今でさえ仲良しだけど、当然当時はお互いをまったく知らない同士。ＭＩＣＯさんは正面に座ったゆかりさんを見て「なんだか派手な衣装着てお化粧している小学生が中央線の電内で、それも本来なら学校に行っている時間になんで乗っているんだろう」って思っていたけれど（ていうか自分もそうなんだけど）、二人が大人になってからその話をしたら、ゆかりさんから「私も同じこと考えてたのよ」って言われて爆笑したとか。ゆかりさんはお父さんがステージパパとしてゆかりさんの送り迎えをしていたらしいのです。ミコさんとゆかりさんは駅に着くまでの１時間半ほど、お互いを見詰め合ってというか、にらみ合っていたみたいです。ＭＩＣＯのお母さんとゆかりさんのお父さんは何も会話しなかったのでしょうかね？案外、この二人もにらみ合っていたかもしれません。
③吉永小百合さんのこと
紅白歌合戦初出場の年（１９６２年）、彼女とは初出場同士で楽屋が同じだった。米軍キャンプなどで歌いまくっていたさすがのＭＩＣＯさんも紅白歌合戦の重みに耐えかねて異常な緊張状態だった。二人は一緒の部屋で手を握りあい、お互いを見詰め合って押さえきれない不安を吐露しあった。「大丈夫よね？」「大丈夫よ」それまで二人は面識は何も無かったが、それがきっかけで親友になれたとか。
④美空ひばりさんのこと
ＴＢＳのレコード大賞が終わると、当時昭和４０年代は東京宝塚劇場まで車で移動して紅白歌合戦のオープニングに間に合わせていた。でも、何の因果か美空ひばりさんと自分だけがぽつんと取り残され、神隠しにでもあったかのような状態に。とにかく車を探そうってんでたまたま外車を見つけ「たぶんこれがひばりさんの車だわ」と思い込んでひばりさんと一緒に乗り込んだものの、運転手さんに「何かの間違いでしょ」と言われびっくり。ＭＩＣＯさんは外車がひばりさんの車と思い込み、ひばりさんはそれをＭＩＣＯさんの車だと信じて乗り込んだそうで。とにかく仕方がないので手に手を取り合って二人で宝塚劇場まで衣装のまま走ってたどり着いたといいうお話。それから雲の上の存在だったひばりさんと急激に仲良くなり、曲（作詞）「夢見る乙女」もいただいたりと、その事件があってから逢えばその話で大笑いできる仲になれたとか。
もうあの時は先輩後輩の仲だなんて言ってられないわけで、とにかく紅白のオープニングに間に合わせるために結束して、お互いが同士として一緒に走ったことで、今までひばりさんに対して持っていた「壁」が取り払われたと感じたそうです。あんがい「壁」って対象となる相手を神格化しすぎて、自分で勝手に作り上げているのじゃないかと思いましたね。
最初はミコさん、なかなかエンジンがかからずドギマギって感じでしたが、ひとたび波に乗るとしゃべるしゃべる・・・・・。ほんとお話好きなMICOさんでした。でも、そのドギマギしている姿がなんとも可愛らしく思えます。身振り手振りを交え、まさにＭＩＣＯさんの独演会でした。湯浅氏はほとんど黙っていましたが・・・。
当日のＭＩＣＯさんファッションは、白のインナー、こげ茶の薄皮ジャケット、ジーンズ生地のミニスカート、こげ茶のブーツ。髪は濃い金髪でサングラス？めがね？を髪止めっぽく頭に載せてました。
とにかく可愛いＭＩＣＯさんでした。
http://www.h4.dion.ne.jp/~micom/ 弘田三枝子さんオフィシャルページ
愛するミコちゃん [弘田三枝子]
憧れの弘田三枝子さんとツーショット。
去る８月２３日大阪梅田ロイヤルホースクラブでのライヴ終了後に、
これまたファン歴３５年の姫路の収太郎さんに撮影していただきました。
ミコさんこれでなんと御年５９です。明けて２月５日にはぬわんと還暦！
ステージでの鳥肌立つような格好良さとはまったく別の
大人しくて控え目な可愛いミコちゃんに戻った瞬間でした。
弘田三枝子 東京會舘ディナーショー [弘田三枝子]
- アーティスト: 弘田三枝子, MICO, 塩崎容正, Kazuki Watanabe, Yasuto Ohhara, 納浩一, グレッグ・リー
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: CD
去る８月４日、弘田三枝子さんのディナーショーに一番の女友達のゆうこさんを伴い、
ショーが行われる丸の内東京會舘へ行ってまいりました。
８月に入ってから関東地方は酷暑が続いており、そのせいか館内、特にショーの
行われる９階ローズルームは冷え冷えでしたが、場内の熱気で冷房の冷気も吹っ飛んでしまったようです。
僕自身まだまだジャズの曲に疎いのでオープニングの曲は曲名がわかりませんでしたが、
①夢見るシャンソン人形②かっこいいツイスト
③メドレー（VACATION、子供ち”ゃないの、すてきな16歳、思い出の冬休み）
④カモナダンス⑤私のべイビーに続き、
⑥歌謡曲メドレー（私が死んだら、燃える手、ロダンの肖像、バラの革命）
⑦人形の家
にいたるあたりは感激、感動の時間でした。
舞台前には「板の間」が設けてあり、古くからのファンの方々が、ツイストやジルバを踊る姿に
圧倒されてしまいました。
肝心のＭＩＣＯさんですが、オープニングは会場の下座から登場。
真っ白なドレスにライオンの鬣かと見まがうほどの御髪。
５５センチ？の引き締まったウエスト。上品なバストライン。
余分な脂肪のない引き締まった綺麗な背中。
その美の極致ともいえるお姿に口をあんぐり開けてしまいました。
とても年明け還暦とは思えない、そのお姿でしたね。
冒頭、渥美清さんの命日にディナーショーを行えるのも何かの因縁だとお話されました。
歌手としてデビューする前から「ミコ、ミコ」と呼んで可愛がってくれたそうで、
昔を思い出してお話されるＭＩＣＯさんの目にうっすらと何かが光ったのを見たのは
私だけではなかったでしょう。
ショー終了後、古くからのファンの方々の計らいで写真撮影までさせていただき、おまけに着ていたワイシャツの背中にサインをしていただいたりと、ＭＩＣＯさんを始めファンの方々、マネージャーさんに大変お世話になりました。感謝いたします。
「男はつらいよ」を観直し始めて「倍賞千恵子」さんのコンサートに通うようになり、何かの拍子に買ったＣＤが元で「弘田三枝子」さんのライヴやコンサートに通うようになり・・・・皆、渥美清さんが巡り合わせてくれたのじゃないかと思える今日この頃です。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ミュージックシーン
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: CD
弘田三枝子「じゃずこれくしょん」 [弘田三枝子]
- アーティスト: 弘田三枝子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: CD
去る３月１日の千葉（http://blog.so-net.ne.jp/1965hiropon/2006-03-29）でのコンサート終演時に衝動的に注文してしまった８枚組みＣＤが届いた。年代順に聴くのもよし、好きな曲が入っているディスクから聴くもよし。ぼくはディスク２にはまってしまいました。
１９６５年にニューポートジャズフェスティバルに出演した後に収録したということで、このとき
ＭＩＣＯちゃん１８歳。もうすでに大御所の風格漂います。とにかく格好良い。惚れ惚れします。
ディスク： 1
1.WHAT A DIFFERENCE A DAY MAKES
2.MOONLIGHT IN VERMONT
3.CARAVAN
4.MEDITATION
5.IT'S ALL RIGHT WITH ME
6.DREAM
7.MOONLIGHT SERENADE
8.SUMMERTIME
9.IT DON'T MEAN A THING
10.THE VERY THOUGHT OF YOU
11.ANGEL EYES
12.SOLITUDE
13.AGUA DE BEBER
14.MY CHERIE AMOUR ＜ボーナストラック＞
ディスク： 2
1.ライト・ヒア・ライト・ナウ
2.サニー
3.レイジィ・ラヴィン
4.ランブリン・ローヴァー
5.アイム・カミン・ホーム・ベイビー
6.アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
7.ザ・メッセージ
8.フライング・ホーム
ディスク： 3
1.アップ・ジャンプド・スプリング
2.ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー
3.サテン・ドール
4.プアー・バタフライ
5.バット・ビューティフル
6.幸せになりたい
7.ボディ・アンド・ソウル
8.去年の夏の日
ディスク： 4
1.ザ・ニアネス・オブ・ユー
2.ルビー
3.マンハッタン
4.バット・ノット・フォー・ミー
5.フールス・ラッシュ・イン
6.ザ・セコンド・タイム・アラウンド
7.ローラ
8.マイ・メランコリー・ベビー～オン・ア・スロー・ボート・トゥー・チャイナ
9.魅惑のとりこ
10.コール・ミー・イレスポンシィブル
ディスク： 5
1.愛のめぐり逢い
2.天使のささやき
3.アイ・ショット・ザ・シェリフ
4.二人のきずな
5.ユー・アー・エブリシング
6.追憶
7.愛のためいき
8.イマジネイション
9.愛は夢の中に
10.悪夢
11.誓い
ディスク： 6
1.マイ・ファニー・ヴァレンタイン
2.イージー・イーヴル
3.ホワッツ・ゴーイング・オン
4.スウィート・ラヴ
5.ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー
6.ユー・アー・アズ・ライト・アズ・レイン
7.デイ・ドリーミング
8.マイ・ラヴ
ディスク： 7
1.ラヴ・フォー・セイル
2.ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル
3.イフ・ユー・タッチ・ミー・ベイビー
4.ラヴィング・ユー・ウォズ・ライク・ア・パーティー
5.アイム・ブラインド・トゥ・オール・バット・ユー
6.テル・ミー
7.デイ・バイ・デイ
8.ソウル・レイディ
9.ラヴ・ウォント・レット・ミー・ウェイト
10.イン・マイ・フィーリング
ディスク： 8
1.IN THE MOOD
2.SWEET MEMORIES
3.駅
4.渚のうわさ
5.いとしのエリー
6.接吻
7.クリスマス・イブ
8.雪色のサンバ
9.Everything
10.砂に消えた涙 (Good bye Kenji Sazanami Version) ＜ボーナストラック＞
銀座ＤＥスイング [弘田三枝子]
- アーティスト: 弘田三枝子, 原信夫とシャープス&フラッツ, 渡辺明とリズム・アンド・ブルース
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: CD
昨夜は銀座スイングへ弘田三枝子さんのライヴを聴きに行きました。
このところ雨の多い日が続きましたが、有楽町駅からスイングに向かう道には
ビル風が吹き抜け、涼しかったですね。
ライブは第一部と第二部に分かれていますが、入れ替えなしということなのでたぶん歌う曲も
ずいぶん違ってくるのではないかと思い、第一部の中ごろから入店。
補助椅子に腰掛けてビールを飲みながら彼女のお歌に耳を傾けます。
ＪＡＺＺはまったく無知な私なのですが、やはりこの音楽は気持ちの良いものです。
今回はバイオリンも演奏に参加して、銀座スターライトの時とはちょっと趣が違っていて、
なおかつ銀座スイングのアットホームな雰囲気は最高でした。
観客と歌い手が近距離というのは聴くほうも歌う方も案外気恥ずかしいんじゃないかと
思っていたけど、なんだかノリノリで・・・。
ＭＩＣＯさんの話術もちょっと噺家の香りがしたりして、「間」が良いんですよね。
幼い頃、よく噺家さんの物まねをしてお母さんを笑わせていたなんて話もうなずけました。
何の因果かＭＩＣＯさんにはまってしまった私ですが、今はもう彼女のＣＤを聴かない日は
ないぐらい、生活に無くてはならないものになっていますね。
６月には「じゃずくれくしょん」も発売され、（ジャケットデザインは未定です）
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: CD
８月には「東京會舘」にてサマーディナーショーが開催されます。ちょっとお高いですが、
ボーナスが出た後だし、正装して参加しようと思います。
僕の好きな「太陽の海」「渚の天使」「はじめての恋人」歌ってくれるかな？
http://www.kaikan.co.jp/event/060804.html
弘田三枝子レコードデビュー４５周年記念コンサート ＭＩＣＯ ＴＯＤＡＹ [弘田三枝子]
- アーティスト: 弘田三枝子, 原信夫とシャープス&フラッツ, 渡辺明とリズム・アンド・ブルース
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: CD
- アーティスト: 弘田三枝子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: CD
去る３月１日（水）千葉駅に程近い千葉市文化センターアートホールで行われた弘田三枝子さんのデビュー４５周年コンサートに行ってまいりました。
幼き頃、伸びのあるその歌声にどことなく惹かれたのが「人形の家」でした。子供ながらに哀しい歌だなあと思ったものです。１月に友人の誕生日プレゼントにマドンナとビヨンセのＣＤを買いに行ったところ3,000円以上買わないと駐車場料金が無料にならないって理由でミコさんのＣＤ購入したのがことの始まり。思いがけず彼女の歌声に心酔してしまったのでした。単に「人形の家」を聴きたいだけだったのに・・・です。
この御方、幼き頃より天才シンガーだったわけでして、８歳で米軍キャンプのオーディションに合格し、１３歳でデビュー。そして１９６５年のニューポートジャズフェスティバルに日本人歌手としては初のステージ（ラスト前日のトリ）をつとめます。その歌声に本場の高名なジャズシンガーから「是非とも私の養女になってほしい！」と懇願されたとか・・。
コンサート会場は濃～い昔からのファンが多く、最前列の熱狂ぶりは見ていてこっちが照れてしまいましたね。和太鼓とジャズのコラボは新鮮でした。ミコさんは民謡のＣＤも出されているとのことです。本当にジャンルを問わない歌い手さんです。
以下は曲目です
※下記ＨＰカズさんの書き込みを拝借しました http://www.h4.dion.ne.jp/~micom/の
http://www.h4.dion.ne.jp/cgi-bin/board/micom/1/ から・・・です。
・MACK THE KNIFE
・LOVER COME BACK TO ME
・STARDUST
・MOONLIGHT SERENADE
・SOLITUDE
・MISTY
・ヴァケーション
・夢見るシャンソン人形
・恋のクンビア
・人形の家
・すてきな16才
・子供じゃないの (原曲は「ち」に濁点）
・CARAVAN
・ONE NOTE SAMBA
・THE NEARNESS OF YOU
・THIS IS SWING
（アンコール）
・ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET
・砂に消えた涙
これが１６歳？！ＭＩＣＯちゃんすんごおおい！ [弘田三枝子]
- アーティスト: 弘田三枝子
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2005/03/16
- メディア: CD
まあとにかく聴いてください。
ＭＩＣＯちゃん１６歳のときの収録曲です。
ジャズ歌手エラ・フィッツジェラルドが養女にしたいと言ったのはうなずける話ですね。
かまやつひろしのお父さんに英語の発音を幼い頃学んだＭＩＣＯちゃんですが、
ＦＥＮ放送を小さい頃からずっと聴いていたことも手伝って
「耳」ができていたんでしょうね。
弘田三枝子って知ってる？ [弘田三枝子]
- アーティスト: 弘田三枝子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1993/09/21
- メディア: CD
1.女の癖
2.蝶の雨
3.花の咲く朝
4.この大空に捨ててしまおう
5.渚のうわさ
6.枯葉のうわさ
7.涙のドライヴ
8.可愛い嘘
9.人形の家
10.私が死んだら
11.燃える手
12.ロダンの肖像
弘田三枝子さんの曲は「人形の家」しか知らなかった。
ある時、深夜にテレビで６，７０年代の歌謡曲を流している番組があって
「ああこの人唄うまいなあ～」って思ってＣＤ買ってみました。
いやはやその圧倒的な声量には恐れ入りましたね。
一般的にミコさん（弘田さんの愛称）って、なにかと痩身と整形のことしか
話にのぼらないけど、まだまだ熱狂的なファンがいらして、
３月１日にはデビュー４５周年コンサートが千葉で開かれるんですね。
僕行く予定です（＾０＾）
まあとにかく聴いてみてください。
度肝を抜かれます。
